The Blackcurrant
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Japan Blackcurrant Association

JBAからのニュース

日本ブラックカラント協会 公式サイト

日本ブラックカラント協会
発足にあたって

Blackcurrant ブラックカラントは、日本ではあまり知られていない名前です。和名の“クロスグリ”といってもピンときません。仏名の“カシス”といえば、ご存知の方が多いと思います。しかし、その実体はよくわかっていないというのが現状ではないでしょうか。ブラックカラントは、高さ1.5メートルほどの植物で、濃紫色の食用の実を付けます。中世のヨーロッパ、特にイギリスやドイツ、フランスあたりでは、家の庭にブラックカラントを植え、風邪をひいた時などにその実を摘んで、薬草として利用してきたという歴史があります。近年、民間医療などでよく用いられるハーブの成分が研究されるようになり、ブラックカラントにも、抗酸化物質としてのアントシアニン、栄養素のビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれていることが明らかになっています。

2008年11月、ブラックカラントの世界的に有名な栽培地のひとつであるニュージーランドのクライストチャーチにおいて、「第一回国際ブラックカラント学会」が開催されました。また、そのとき、正式に「国際ブラックカラント協会(IBA)」が発足しました。以来毎年、世界各地でIBAのカンファレンスが開催されています。ブラックカラントの研究、市場開拓、品種・生産改良など、多角的な情報を発信し、世界に向けたブラックカラントの普及に努めています。

現在、この国際ブラックカラント協会は、(アルファベット順)オーストラリア、カナダ、中国、デンマーク、エストニア、フランス、ドイツ、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ロシア、スウェーデン、ウクライナ、イギリス、アメリカの19カ国からの加盟者で構成されています。そして、2015年10月、国際ブラックカラント協会20番目の加盟者として、「日本ブラックカラント協会(JBA)」を発足させました。

当協会は、他の国際ブラックカラント協会加盟者と連携し、ブラックカラントの健康への有用性を中心に、世界中で発表されたトピックなどを紹介していきます。また、世界中のブラックカラント研究学者の論文や基調講演なども順次紹介していきます。それらを通じて、ブラックカラントの価値がより多くの人々に伝わることを願います。

日本ブラックカラント協会
代表者 越後谷みどり

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